
乳牛から和牛を産ませる“借り腹”生産
黒毛和種から受精卵を採取し、それをジャージーへ移植することにより、ジャージーから黒毛和種を生産しています。

分娩監視センサーによる“事故ゼロ”への取り組み
黒毛和種の受精卵移植をされたジャージーの分娩は特別気を使います。というのも生まれてくる子牛のサイズが黒毛和種の方が大きいからです。スムーズにお産させないと死産の危険があるので、笹崎牧場では必ずお産に立ち会うようにしています。分娩監視センサー(牛温恵)を使用し、破水時に携帯電話へ連絡が来る仕組みを作っています。

和牛子牛の育成
生まれた子牛は生後すぐに親牛から分離され、人口哺乳にて育てられます。
黒毛和種の子牛は乳牛に比べて免疫力が低く、病気にかかりやすいと言われています。
笹崎牧場では初乳給与とワクチネーションにこだわって育成することで子牛の病気を予防することに重点をおいています。

長野中央家畜市場
生産した黒毛和種子牛は隔月開催の長野中央家畜市場に出品しています。笹崎牧場産子牛は冠名【きたやつ】で知られています。